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概要

70年の航跡

変革期に活躍していた船舶宮幡丸たかちほ丸ぱんじゃん丸第八昭栄丸(高千穂海運)ほくと宮幸丸みやとよLAKE SHIDAKA平成6年4月、パナマ籍の自動車運搬船ASIAN PROSPERITYを用船し、東南アジア航路に就航。豊国マリン株式会社が初めて外航船の運航管理を手掛けた。ASTRAL OCEANSUMMER BREEZE(SUNNY MERMAID)【関門海峡】関門海峡は、本州最西端と九州北端の狭い海峡で、長さが28Km(六連島~部﨑)、最狭部の幅が約630mあり、西日本の海上交通上もっとも重要な水路となっている。潮流が速く、S字型の複雑な地形でも有名で、行きかう船舶の数は尋常では無く(1日約600隻)、海難事故が多発する難所である。通航する船舶の航路管制と気象・潮汐・大型船通過などの情報提供を行っているのが『関門海峡海上交通センター』(関門マーチス)で、昼夜を問わず航行の安全を補佐している。当社は、古く戦前の機帆船時代より津久見から八幡へ石灰石をピストン輸送しているが、昭和51年(1976)に就航した石灰石専用船「宮幡丸」及び平成8年(1996)に就航した二代目「宮幡丸」は、月間約15航海ベースで、初代就航以来約35年間、延べ12000回強通峡したことになる。この間無事故はもちろんのこと、関門マーチスからその安全航海技術には絶大なる信頼を寄せられているシンボル的な船の一隻である。宮幡丸のみならず当社所属の全ての内航船、外航船もこの海峡を安全航行の聖地として順調に航海を続けている。昭和53年関門海峡にて「宮幡丸」を見送る宮﨑昇。第一高千穂丸(田邉汽船)宮珠丸第23新居浜丸大東丸(大宮丸)ASIAN MERMAID(AROMA)宮瀬戸丸新和丸豊昇丸ASIAN PROSPERITYたかちほ丸外航船舶の運航管理業へ事業展開平成5年(1993)12月、子会社高千穂海運株式会社を「豊国マリン株式会社」へ社名変更、自社船舶管理に必要なISM(InternationalSafetyManagement)を取得し、外航船舶の運航管理業へと事業展開を図る。翌、平成6年(1994)4月、パナマ子会社GREAT HOMES MARITIME, S.A.より自動車運搬船ASIAN PROSPERITY(D/W4,050トン・重車両700台積)を用船して、日本郵船株式会社へ貸渡し、東南アジア航路に就航した。第八昭栄丸ASIAN MERMAID新和丸27