採用について よくある質問

採用および業務内容について、よくいただくご質問にお答えします。

海上職 seagoing professionals

採用条件に関するご質問

会社が求める人物像は?

以下の特徴、人柄を重視します。

①船内生活、仲間と楽しく仕事ができる人。
②自身のスキルアップを目指し、航海士・機関士志望者は上級資格取得の意欲がある人。
③自身の身体を大切にできる人。

船上生活に向いている人はどういう人ですか?

①協調性のある方
自分の意見を持ちつつ、他者の意見も尊重でき、互いに支え合える方。
挨拶や会話が自然にできると嬉しいです。


②自己健康管理ができる方
船は少人数で運航するため、誰かが体調を崩すと全体に影響が出てしまいます。
日頃の健康管理がとても大切です。


③投げ出さない方
いったん港を出れば、荒天や機器トラブルなどが起きても乗組員全員で航海を成り立たせなければなりません。
困難があっても前向きに取り組める方だと助かります。

在学中にしておいた方がいいことは?

在学中に、上級海技免状の筆記合格を目指していただきたいです。
また、挨拶・掃除・人との会話など、社会人としての基本的なマナーも身につけておいてください。

上級免状の筆記合格は必要ですか?

入社後は勉強に充てる時間が取りづらくなるので、在学中に最低でも3級、可能であればそれ以上の筆記試験の合格を目指して準備しておいていただけると安心です。

船員の経験・海技免状はありませんが、船員として働けますか?

乗船可能です。
まずは甲板員・機関員として整備作業などに従事していただきます。
経歴を積めば、当直部員の資格が取得でき、航海当直にも携わることが可能です。
司厨員として乗船した場合は、見習い期間を経て船舶調理師免許の取得を目指していただきます。

どのような乗船サイクル・勤務体系ですか?

原則として、 約3ヵ月乗船 → 約1ヵ月陸上休暇 のサイクルですが、将来的には 2ヵ月乗船体制を目指し、配乗の改善に取り組んでいます。
1日の労働時間は通常、当直4時間 × 2回(3直制)で8時間ですが、入出港作業などが入ると約9時間になることもあります。
自動車専用船では寄港回数が多いため、3時間当直(4直制)になることもあります。
また、休息時間については当直外の作業内容により異なりますが、 最低でも連続6時間を含む1日10時間以上 の休息時間を確保しています(船員法準拠)。

労働条件に関するご質問

社宅や社員寮などはありますか?

海上勤務者には社宅・寮はございません。
陸上勤務者には住宅補助が支給されます。

休暇で乗下船する際の旅費は支給してくれますか?

労働協約に基づき、乗下船旅費、宿泊費、日当などの精算と支給を行います。

休暇中はどこへ行っても構いませんか?

自由にお過ごしください。
旅行などで長期連絡が取れなくなる場合は、事前のご連絡をお願いしています。

休暇は好きな時に取れますか?下船日の希望には対応可能ですか?

長期配乗計画に基づいて乗下船が指示されるため、全員希望通りとはいきません。
ただ、あらかじめ希望を申請していただければ、可能な限り調整して陸上休暇を希望に近づけるよう努めます。

海員組合に加入していますか?

当社は船主団体「一洋会」に加盟しており、乗組員は全員 全日本海員組合に加入します。
給与や休暇などの労働条件は、労働協約に詳細に定められています。

外航船に乗船することはありますか?

本人の希望があれば乗船可能ですが、その場合は外航船のみの乗船になります。
※条件として上級海技免状取得、6ヵ月以上の乗船経験、およびフィリピン船員との混乗があります。

免状は必要ですか?

航海士・機関士:3級海技士を取得し、航海士はさらに 海上特殊無線技士やECDIS限定解除を取得することで正規昇進の要件となります。

甲板部員:甲板部当直部員の資格取得を目指していただきます。

司厨部:船舶調理師資格の取得が昇進要件となります。

居住地の指定・引っ越しの必要はありますか?

居住地の指定はございません。
指定された日時に乗船できるのであれば、日本国内どこにお住まいでも問題ありません。

乗船中の給与を船で受け取ることは可能ですか?

給与は基本的に銀行振込ですが、一部を手元で受け取ることも可能です。
受け取りたい金額は手取り額の範囲内で希望を出していただけます。

乗船する船舶を希望できますか?

原則として、すべての船に乗船していただく可能性があります。

新卒の方は、最初は「ほくと」「豊昇丸」に配乗されることが多いです。

中途採用の方は必ずしもこの限りではありません。

女性船員は船舶設備の関係上、「ほくと」「豊昇丸」のみ乗船可能です。

交代はどこで行われますか?

RO/RO船「ほくと」:敦賀港

自動車専用船「豊昇丸」:名古屋港・新門司港

石灰石専用船「宮幡丸」:北九州市戸畑港

※状況によりその他の港で交代することもあります。

入社後待遇に関するご質問

結婚・出産などのライフイベントとの両立は可能ですか?

本人の意志とご家族のご協力があれば可能です。海上・陸上どちらの勤務も考慮いたします。

出産・育児・介護についての制度はどのような制度が有りますか?

産前産後/育児休業制度や介護休業制度がございます。
男性社員の育児休業取得(パパ育休)も増えてきています。

陸上勤務の可能性はありますか?

上級職員に昇進する前には、1年間の陸上勤務を経験していただきます。
もちろん、本人の希望があればそのまま陸上勤務を継続することも可能です。

人材育成とは具体的にどんなことですか?

当社では積極的に新卒を採用しています。
乗船前研修に社会人・船員としての基本知識を学び、フォローアップ研修、社外研修(海大・技術教育施設・造船所・メーカーなど)、船内OJT、講習会など、あらゆる分野における知識・技術の習得をサポートします。

学歴により給与や昇進時期の差がありますか?

労働協約により、学歴に応じて入社時の給与が決まります。
そのためスタート時点で差はありますが、その後の昇進・給与アップは個人の努力次第です。

職員になるための要件は?

最短期間は基準がありますが、その後は所持免状や船長・部門主任の評価によって決まります。

新規乗船時の職務は何ですか?

新卒者は「甲板員」「機関員」からスタートしていただきます。

英語力は必要ですか?

船内では名称が英語で表記されることも多く、甲板部では VHF で外国船と会話したり、Log Book 記入、機関部でモニター表示を見るのも英語表記ですので、多少慣れておくと役立つかと思います。

パソコンができないと困りますか?

最初は特に必要ありませんが、職員の事務業務はすべてPC(Word・Excel 等)で行われるため、できれば使えるようになっておくと安心です。

船内での生活に関するご質問

新規乗船時に持って行く物は?

船員手帳・海技免状・印鑑のほかは一般的な日用品で十分です。
安全靴・作業服などは会社が支給しますが、汚れても良い手持ちの作業着があると便利です。

船内での自由時間では、船員はどんなことをしていますか?

各自、自由に過ごしていただいています。
インターネット・読書・勉強などをしたり、運航中や港で外出できないときは、甲板でジョギングしたり映画・音楽鑑賞、同僚とのお茶タイムを楽しむ方もいます。
Starlink を使った Wi‑Fi でオンラインゲームを楽しんでいる乗組員もいます。
寄港地ではお土産を買ったり、地元の名物を味わったりする社員も多いです。

食事は自分で作る必要がありますか?

各船に司厨長が乗船しており、毎日の食事を提供します。
食材は司厨長自身が買い出しへ行き、各地方の新鮮な食材を使って調理しています。

入港したら買い物に行けますか?

当直業務以外では交代で買い物に行っていただけます。
RO/RO 船・自動車専用船には乗組員用自転車が搭載されており、港によっては外出も可能です。
石灰石専用船ではプライベートバースのため、指示に従って行動していただきます。

船内に日用品はありますか?

個人で使用する日用品以外は、洗濯用洗剤も含め船内に備え付けがございます。

停泊中はどんな仕事をするのですか?

司厨員以外の全員が配置につきます。
荷役中、甲板部は航海当直と同じように 4時間ずつ3交代で荷役当直を行い、機関部は燃料油補給や整備作業を担当します。

どのような荷役作業がありますか?

RO/RO船:最大約 160 本のヘッドレストレーラーを積載し、バラスト調整・電源車温度管理・ラッシング点検・荷役装置操作などが主な業務です。

自動車専用船:最大約 2,000 台の自動車を積載し、バラスト調整・荷役操作・点検を行います。名古屋港では水族館用水槽の陸揚げも行われます。

石灰石専用船:5,000 トン級の石灰石を積み、トリム・ヒールを考慮しつつ陸上ローダーへ指示を出し、揚荷はセルフアンローダー操作で自動運転で行います。

乗組員の構成は?

各船は定員 11 名で、以下のような構成です。
船長、一等航海士、二等航海士、三等航海士、機関長、一等機関士、二等機関士、甲板長、甲板手(2 名)、司厨員(1 名)
※自動車専用船は航海士・甲板手を各1名追加しています。

乗下船の連絡はどのようになっていますか。

乗船:予定日の 1 週間~10 日前に本社から電話連絡があり、乗船 2~3 日前に船長から入港時間・岸壁などの詳細が届きます。

下船:下船日の 1 週間~10 日前に船長から連絡があります。

年間乗下船予定表は各船に掲示しています。

毎日の運航状況や仮バースについて教えて下さい。

船や港によって変わります。短い港では2時間、長い港では20時間ほど停泊することもあります。
どの船も上陸は可能となっています。
また、長期間停泊時には仮バースを取ることもあり、RO/RO 船・自動車専用船では、盆・正月・ゴールデンウィークなどに 1 週間程度の長期停泊が発生することもあります。

乗船サイクルを教えて下さい。

現在は約3ヶ月乗船、約1ヶ月陸上休暇です。
今後、2ヶ月乗船を目指して、配乗変更に取り組んでいます。

船の設備・航路について

部屋の設備などを教えてください。

全乗組員に個室を用意しており、机・ベッド・ソファ・クローゼット・テレビ・冷蔵庫・洗面所などが備わっています。
共用スペースには、食堂や洗濯機・乾燥機、娯楽室、共用のバス・トイレがあります。
※RO/RO船「ほくと」では、全室にバス・トイレも完備されています。

女性用の設備はありますか?

RO/RO船「ほくと」:全室バス・トイレ付きの個室のため、女性専用設備はランドリーのみになります。
自動車専用船「豊昇丸」:バス・トイレ・ランドリーの女性専用区画があります。
石灰石専用船「宮幡丸」:女性専用設備がないため、女性の乗船は行っていません。

どのような航路を走っていますか?

RO/RO 船「ほくと」:敦賀(福井県)〜苫小牧(北海道)を約3日で航海

自動車専用船「豊昇丸」:東海〜関東〜仙台〜東海(約4日)/東海〜関西〜中四国〜九州(約4日)

石灰石専用船「宮幡丸」:北九州⇔山口県(仙崎・宇部)、津久見、須崎など。基本的には2日間で往復します。